玉野市消防本部は11日、市内の危険物取扱事業所を、消防長を中心に査察しました。
この特別査察は秋の火災予防期間中の行事として毎年行っていて、今年は農薬や化成品などを生産する、玉野市胸上の北興化学工業の工場などを査察しました。松浦秀樹消防局長をはじめ、消防本部の職員5人が訪れ、危険物取扱施設に関する訓練記録などの書類に不備がないか確認していきました。また、実際に工場内に入り、危険物取扱施設2カ所と、高圧ガス施設1カ所を見て回りました。北興工業の工場内には玉野市の事業所内で最も多い、99の危険物取扱施設があり、松浦消防長などは日頃の点検や、管理体制について工場職員に確認し、入念にチェックしていました。玉野市消防本部の管内には危険物を取り扱う事業所がおよそ10あり、毎年順番に特別査察が行われています。




