倉敷市真備町上二万の主婦田淵愛子さんの5年ぶりとなる作品展「パッチワーク展」が、マービーふれあいセンターで開かれています。
今年63歳の田淵 愛子さんは、3人目の子どもを出産した際、輸血が原因と見られるC型肝炎を発病し、苦しい闘病生活を続けてきました。病気と戦う日々を送るうちに、心の中に生まれた絶望感や孤独感など嫌な思いを払拭するために始めたのが手仕事のパッチワークだったそうです。友人からもらい受けた古着をほどいて、多種多彩な布に囲まれる中でふつふつと湧いてきた気持ちをパッチワークで表現しています。作品展は、平成元年から、3、4年おきに開いていて、今回は、平成18年に続く5回目です。病気を克服して元気になった思いを込めた作品およそ90点を展示しています。素朴で独創的な田淵愛子さんのパッチワーク展は13日(日)までマービーふれあいセンターで開かれています。




