倉敷市水江の主婦、岡本志津加さんは5年前から家族に宛てた絵てがみを一日も休まず書き続けています。今月7日で連続2000日。これまでに描いてきた絵手紙を一堂に集めた作品展がきょうから始まりました。
会場となった都窪郡早島町のいかしの舎にはこれまでに描いてきた2000枚の絵手紙をはじめ、大小さまざまな作品が並びました。岡本さんは2006年6月22日から「毎日描けば上達するだろう」と、家族宛に絵手紙を投函するようになりました。夫への注文、亡き義母への思いなどを綴っています。苦労してきたのが、絵にする題材探しだったそうです。家族宛に書き始めた当初は花や果物など絵になるものを題材にすることが多かったそうですが、最近は生活感のあるものを描くことが多いそうです。扇風機や蚊取り線香のような身の回りのものを描いた絵手紙もたくさん展示されています。このほか、岡本さんの5人の孫が描いた作品も並び、訪れた人の目を惹いていました。




