きょうから「秋の火災予防運動」が、始まりました。玉野市では、消防長が、消防車両などを特別点検し、予防運動に向けて、消防職員の士気を高めました。
玉野競輪場の駐車場には、玉野市の消防職員63人が、招集されました。玉野市消防本部の松浦秀樹消防長が、消防職員の服装や消防手帳を確認しました。その後、職員が、消防車両5台の点検を実施。松浦消防長が、車両の機械や器具などを点検しました。今年の秋の火災予防運動は、『消したはず決めつけないでもう一度』を標語にきょう(9日)から15日まで行われます。『住宅防火対策の推進』などを重点目標に、住宅用火災警報器の設置の徹底などを呼びかけます。玉野市消防本部管内の住宅用火災警報器の設置状況は、今年6月現在で、61・9㌫。県内の平均値は、上回っているものの、全国平均の71・1㌫は、大きく下回っています。松浦消防長は、消防職員に対する訓示の中で、「住宅用火災警報器の設置に向け、市民の協力を一段と呼びかけること、さらに、今年は、石島の大規模火災や台風12号の浸水被害など災害が多く、この期間に一層、引き締めていこう」と話しました。期間中、管内では、火災警報器設置を呼びかける催しや初の取り組みとなる総合防災フェアなどが行われます。




