倉敷市内の文化財や、西日本各地の町並み保存地区を紹介するパネル展が、倉敷市役所で開かれています。
会場の市役所1階展示ホールには倉敷市内の文化財や、近畿、中四国、九州地方の町並み保存地区を紹介するパネル、およそ50点が展示されています。倉敷市広江にある「千人塚」は今年7月に、市の重要文化財に指定されました。明治17年の台風と高潮で犠牲となった無縁仏256人を埋葬していて、大災害の記憶を今に伝えています。このほか、京都や萩など西日本各地の静かな佇まいを残した武家屋敷群や、昔の繁栄を偲ばせる商家の町並みなどを見ることができます。最近は昔ながらの町並みの保存は地区の個性を活かした持続可能なまちづくりとして関心を集めてきました。倉敷市でも今後、この取り組みをより一層進めていきたいとしています。この文化財展は、11月11日まで倉敷市役所1階の展示ホールで開かれています。




