総社市に窯を持つ備前焼作家山下 今朝吾さんの作品展が倉敷市東町の夢空間はしまやで開かれています。
今回の作品展では伝統的な備前焼とは違う表情を見せる新作が展示されています。
こちらが、今回の新作「錦備前」です。光にあたるとまるでパールのような輝きを放っています。山下 今朝吾さんは、去年12月に作品を窯に入れる際、ワラの巻き方や量などの調整だけでピンクゴールドに発色する手法を偶然に発見。以来、研究を重ね釉薬を使わずに艶やかな色合いの作品を作り出すことに成功しました。山下さんは「窯変の土肌が魅力の備前焼に新たな楽しみ方が生まれた」と話します。このほか会場には、備前焼で空間を演出しようと20年に渡って取り組んでいるランプシェイド「備前あかり」などあわせておよそ170点の作品を展示しています。枠にとらわれない斬新な作品作りを追求している備前焼作家 山下 今朝吾さんの作品展は、14日(月)まで、倉敷市東町の夢空間はしまやで開かれています。




