倉敷市と、倉敷選出の岡山県議会議員が、県政への要望などについて話し合う懇談会が倉敷市役所で開かれました。
この懇談会は倉敷市が翌年度の予算編成を行う前に毎年行われています。懇談会には、倉敷選出の県議会議員１４人をはじめ、市議会議員や市の執行部など、およそ６０人が参加しました。今回、市からは環境や農林水産などに関する、２２件が要望事項としてあげられました。このうち３件が、９月の台風１２号による市内での多大な被害発生から検討してきた水害対策に関する要望です。３件の内、「児島湖及び倉敷川の水位低下対策について」河田育康副市長は「強制排水施設の整備を県や国に早急にお願いしたい。また、住民への適切な情報提供システムの提供も切望しています」と、強く訴えかけていました。また、倉敷駅北周辺の大型商業施設開業に合わせ、現在進めている交通渋滞対策を、施設オープン後も、引き続き実施するよう求めています。その他、倉敷駅付近の連続立体交差事業などについても話し合われました。今回の懇談会を元に、倉敷市と地元県議は県の担当部局への要望活動を進めていきます。
