倉敷中央高校の家政科で学ぶ生徒たちが学習の成果を発表する「家政科の日」が、先週の土曜日に行われ、校内はファッション・ショーなどでにぎわいました。
「家政科の日」のメーンイベント、ファッション・ショーは3年生が高校生活の集大成として手作りの衣装を発表しています。中庭では保護者や入学を希望する中学生などが見詰める中、「水玉模様の世界」や「花畑」といったテーマごとに生徒が登場し思い思いに仕上げた衣装を見せました。最後は夏休み返上で制作に励んだというカラードレスが登場し、会場を沸かせました。中には、ドレス制作のために神戸や大阪まで出かけて布を手に入れた生徒もおり充実した表情を見せていました。一方、手作りスイーツが楽しめるカフェも大勢で賑わいました。家政科の生徒は、「調理科目」と「ファッションデザイン科目」のどちらかを選択しており、生徒が店の設営から接客まで担当しました。メニューはミックスベリーのタルト、おばけかぼちゃのプチシュー、りんごとヨーグルトのゼリーです。およそ300人分を用意した厨房は目が回るほどの忙しさでした。手作りスイーツカフェにはひっきりなしにお客さんが訪れていました。1人生徒たちが3年間の成長を発表した家政科の日は、終日にぎわっていました。




