障がい者が社会的自立のために弁当を作って販売する店舗が総社市内にオープンしました。
正式に雇用契約を結んで働くA型事業所は総社市内で初めてとなります。
弁当の製造販売店「憩いの店芳純」は総社市役所の北側にオープンし、テープカットで開店を祝いました。運営するのは岡山市を拠点に活動するNPO法人土田の里です。店では知的・精神・身体の障がい者が常時10人体制で出社し、調理師らとともに日替わり幕の内弁当をおよそ60個製造。
1個400円で店頭販売と出張販売します。この施設は、障がい者と正式に雇用契約を結んで働くA型事業所で、福祉作業所などと違って岡山県の最低賃金・時給685円が保障されるほか、雇用保険や労働者災害補償保険なども適用されます。NPO法人土の里の藤田佳伸理事長は「頑張った分だけ明るい人生が待っていることを願って、皆で力を合わせおいしい弁当を作りましょう」と激励しました。芳純は月曜から金曜までの午前10時から午後3時まで営業するということです。




