岡山県を代表すする焼き物酒津焼の岡本和明さんが4年ぶりの個展をひらいています。
皿に象られた波紋。人間社会を比喩するようにぶつかり合いながらやがて ひとつの輪にまとまる。今回の個展に岡本さんが込めたメッセージです。個展の会場となった倉敷市本町のギャラリー十露には岡本さんが この3年年間で制作した80点あまりが出展されています。岡本和明さんは酒津焼きの6代目にあたり、倉敷市酒津の窯元で父 章さんと兄 研作さんの3人で作陶活動を続けています。酒津焼きは明治時代に始まり、戦後には浜田庄司など民芸作家の指導を受けるなどして多くの人に愛用されるようになりました。こうした伝統を大切にしながら和明さんは自分の表現を追及しています。酒津焼き 岡本和明さんの個展は倉敷市本町のギャラリー十露で11月6日まで開かれています。




