9月の台風被害で校舎の一部が土砂に埋まった倉敷市林の郷内小学校では、建設していたプレハブ校舎が完成し、近くの郷内中学校の教室を使っていた2年生も今日から小学校へ登校しました。
郷内小学校では、9月3日の台風12号被害を受けて以来、約2ヵ月ぶりに全校児童458人がそろいました。学校の裏山から土砂が流入し、校舎の一部が使えなくなったことで、小学2年生は、中学校の教室を借りて授業を受けていました。2年生は、体育館に歌声を響かせて元気な姿を見せ、在校生から大きな拍手で迎えられました。2年生が入るプレハブ校舎は、総事業費2100万円で2階建の建物に6つの教室があります。10月28日に保護者や5,6年生などが中心になり、机やイスの搬入作業を行いました。プレハブ校舎には、2年生3クラスのほかに小学校の特別教室を使用していた5年生2クラスと特別支援学級が入ります。北側校舎に流入した土砂は11月上旬には撤去できる見込みですが、今後の災害対策ができるまでは校舎の使用を見合わせるとのことです。




