創立10周年を記念した池坊玉野中央支部の生け花展が開かれました。
小山千秀(ちしゅう)支部長をはじめとする華道池坊玉野中央支部は、14人の教授者のもと約300人の会員が生け花の稽古に励んでいます。2年に一度、日ごろの成果を発表する生け花展を開いています。今回は、創立10周年にあたり、「花・明日への序奏」をテーマに103人による100点あまりの作品を展示しています。今から550年前の室町時代に生まれた華道池坊には、「立花(りっか)」、「生花(しょうか)」、「自由(じゆう)花(か)」の3つの様式があります。会場には、野山の草木が互いに調和する姿を花瓶の上に表現した「立花」をはじめ、現代の生活様式に合わせ新しい感覚でアレンジされた「自由花」など季節感に富んだ生け花が並べられ、訪れた人の目を楽しませています。華道池坊玉野中央支部の創立10周年記念いけばな展は、あす30日も玉野市の玉野レクレセンターで開かれます。




