玉野市の八浜小学校で、東南海・南海地震など大規模災害に備えた避難訓練が行われ、子どもたちが、逃げる手順などを確認しました。
避難訓練は大地震が発生し、校舎の一部が崩壊、学校に程近い児島湖から津波が押し寄せてくるという想定です。八浜小学校の全校児童202人や八浜保育園の園児67人が、参加しました。児童たちは、地震発生後、安全を確認した上で、一時避難場所の運動場に移動しました。その後、安全旗を目印に津波を想定し指定している二次避難場所の学校の裏山に避難しました。高学年の児童は、園児の手を引いて、一緒に移動しました。参加した児童たちは、決められた手順や経路を確認しながら、迅速に避難しました。この避難訓練は、東日本大震災を受けて、初めて行われました。八浜小学校は、児島湖からおよそ400㍍離れた海抜2㍍あまりの場所に位置しています。八浜地区には、東南海・南海地震の発生時に、2㍍を超える津波が押し寄せると想定されていて、津波が、学校付近に到達する恐れもあります。




