韓国のパッチワーク「ポジャギ」の作品展が、21日から倉敷美観地区の新渓園で始まりました。
韓国の伝統手芸「ポジャギ」は、絹や麻のハギレを手縫いで接ぎ合わせて作ります。韓国のパッチワークとも呼ばれ、日本の風呂敷や袱紗(ふくさ)のように物を包むときにも使われます。今回、新渓園の遊心亭に展示されたのは、韓国釜山のポジャギ作家李徳淑(イ・ドクスク)さんの作品約40点です。「今回展示しているポジャギは、草木染めやアンティークなど素朴なハギレを手縫いした作品です。とても癒やされるので、ぜひ、見にいらっしてください」会場には、部屋を飾るタペストリーや間仕切り、敷物といった比較的大きな作品や巾着や、袱紗、針山などの小物などが並べられ訪れた人の目を楽しませていました。李徳淑さんのポジャギ展は、23日(日)まで倉敷美観地区の新渓園で開かれますが、22日(土)は、ポジャギ講習会、23日(日)は、紙の箱を作る韓紙(かんし)工芸体験会も開かれます。




