宇高航路のフェリー存続の新しい可能性などを話し合ってきた国や関係自治体、フェリー会社などでつくる『宇高航路活性化再生協議会』がきょう(19日)、高松市内で開かれ、来月から平日の深夜便を割引する社会実験を始めることを決めました。
協議会では、今年6月に高速道路の休日1,000円割引制度が廃止されたことを踏まえ、先に国に提出した再生計画の変更が承認されたことを受けて開かれました。高速道路の1,000円廃止後、フェリーを利用する乗用車の数は回復傾向にあるものの、依然として収益の主軸であるトラックなどは伸び悩んでいます。これ受け、再生計画は、トラックの利用促進を重視した内容に変更しており、社会実験にかかる国からの事業費の補助金交付もきのう(18日)決まりました。きょうの検討会では、具体的な運賃設定や実施期間の話し合いが行われ、来(11)月21日から平日の深夜便が乗用車・トラックを対象に割引になります。通常3,300円の普通車が1,000円割り引かれ、6,500円の大型車は2,500円割引になります。




