倉敷市鶴形の倉敷八十八カ所霊場79番札所・高照院大師堂が1年ぶりに再建され、きょう落慶法要が行われました。
高照院大師堂は去年10月に放火事件によって隣接する北向日切地蔵とともに焼失しましたが、霊場巡りを企画する住民グループ「倉敷八十八カ所霊場保存会」が霊場巡りに参加した人から浄財を募り、再建されました。再建された大師堂には弘法大師像と十一面観音像が祀られ、保存会のメンバーや地域住民らおよそ50人が完成を祝いました。倉敷八十八カ所霊場保存会では毎年、春と秋の年2回、霊場巡りを行っています。高照院大師堂が焼失した後も、去年秋、今年春とこれまで通り霊場巡りは行われていましたが、今年秋の霊場巡りでは再建された大師堂のもと霊場巡りを行うことが出来ます。次回の霊場巡りは11月19日(土)に開催される予定です。




