倉敷労働基準監督署などは、下水道工事現場の安全パトロールを行いました。
安全点検は、発注者の市職員と、建設業労働災害防止協会、それに労働基準監督署が合同で、毎年行っています。問題点を把握することで、安全意識を高めてもらうのが目的です。職員たちは、5班に分かれて、12カ所の下水道工事現場を見て回りました。このうち、倉敷市西阿知町では、13人が点検を行い、「重機を使わないときはバケットはたたむ」、「重機の鍵をつけっぱなしにしない」など、作業者だけでなく、第三者への危険が及ぶ個所の確認をしていきました。岡山県内では、今年に入って9月末までで、作業中に189人が、怪我などをしていて、7月には、土砂崩れで亡くなる事故も起こっています。点検後は、作業中の事故の防止につなげていくよう、話し合いも持ちました。




