一方、同じ児島の小川地区でも、8日土曜と9日日曜の2日間、秋祭りがにぎやかに行われました。
小川地区の氏神、小川八幡宮では、毎年、子どもから大人まで地元住民が参加して神輿行列が町内を巡ります。今年も、祭り保存会の会員による奴行列を先頭に、神輿や千歳楽、それに各町内の子どもだんじり、しゃぎりなどおよそ150人が行列を組んで、あわせて十数キロの道のりを練り歩きました。戦後の一時期、奴行列は廃れていましたが、50年ほど前にしゃぎりの継承を目的に保存会を結成してから、奴行列の復活にも取り組み、今では小川地区の秋祭りを代表する行列として続けられています。保存会会員も高齢化し、しゃぎりを継承する子どもたちの数も少なくなっているということですが、伝統の秋祭りを今後も次世代に継ぐためにも、多くの住民に秋祭りの楽しさを知ってもらおうと、大きな掛け声とにぎやかなお囃子を響かせて、秋祭りを盛り上げていました。




