野山に自然に生えていた野草を丹精して育て、作品にした『秋の山野草展』が総社市総合文化センターで開かれています。
山野草展の会場には、総社市花の会・山野草部会のうち、21人の会員が育てた作品200点が並べられています。山や草原などにひっそりと自生する草花を採取、会員たちが自宅で熱心に育ててきたものです。今年は夏の暑さの影響で枯れたり、生育に遅れが出たということもりましたが、会員たちの地道な栽培管理で今年も会場には、ホトトギス、ワラビ、ツワビキなど、野草ならではの可愛らしい作品が揃いました。中には、小さくて可憐な花を咲かせたものや、コケや岩と組み合わせて盆栽の様に仕立てたもの、オリジナルの鉢に植えつけた作品などもあり、どの作品も会員のセンスが光ったものばかりとなっています。この秋の山野草展は、今月9日まで総社市総合文化センターで開かれています。




