市職員の広報能力向上にと、倉敷市が、マスコミの担当者を講師に招いた研修会が行われました。
研修は、市から情報を発信する際の、マスコミ対応の仕方や広報能力向上の参考にしようと倉敷市記者クラブに加盟するマスコミ各社の協力で倉敷市が3年前から開いています。今年、講師に招かれたのは、倉敷ケーブルテレビの森脇忍・放送制作部デスクで市役所の各部署から参加した課長や主幹クラスの職員16人が話を聞きました。話の中で、森脇デスクは、出来事というものは、報道を専門とする組織と人の手によってニュースとなって視聴者や読者に届けられる、と述べ、そのため報道機関によって伝え方に違いがあるとした上で、発信する側は、伝えたいことを明確にした上で日ごろから記者との人間関係を密にするなど、テレビ、新聞への情報提供を積極的に行ってほしいと話しました。また、先日の台風災害にも触れ、テレビの速報性に注目し、各地で発生した災害情報などをいち早く伝えるためにも、テレビ放送をもっと活用し、市民の安全確保に努めてほしいと話しました。




