今月1日、倉敷市内の四つの会場で秋の恒例行事「農協祭り」が開かれました。
JA倉敷かさや連島支店では朝早くからたくさんの人で賑わいました。会場には、特設ステージが設けられ、くらしき作陽大学の学生による吹奏楽や子どもたちによる地元の踊り「夢Koikoi」も披露されました。この他多くの人で賑わったのが新鮮な野菜の販売です。中でも人気を集めたのが連島特産のレンコンです。連島地区は今から160年ほど前に干拓地として誕生しました。粘土質の土壌と高梁川の豊富な水に恵まれ、レンコン作りに適しています。いまでは連島は岡山県内で一番多くレンコンを出荷しています。レンコン農家の高橋猛さんは、今回の祭りに出荷するため、レンコン畑では朝早くから収穫に追われました。高橋さんなどの農家が出荷したレンコンは多くの人が買い求め、昼前には完売しました。この他、特産のレンコンやゴボウの消費拡大を図ろうと、レンコンやゴボウの入ったパニーニやおこわなども販売されました。レンコンの収穫はこれから本格化。レンコン農家の忙しい日々は寒さの一段と厳しくなる年末まで続きます。




