総社市が今年5月に「障がい者千人雇用」の目標を掲げて以降、初めての自主生産品を販売する障がい者施設が5日、オープンしました。
オープンしたのは倉敷市で障がい者支援施設などを経営する社会福祉法人「三穂の園」のグループ施設、住倉ドリームガーデン真備が自主生産品を販売する「住倉山手販売所」です。この販売所では知的障がいのある人たちが作った花や野菜の苗をはじめ、竹炭や肥料などを販売します。販売所の営業時間は平日の午前9時半から午後4時半までとなっています。また、販売所内では接客の練習や商品用のポップ作りが行われ、障がい者の技術習得の補助や自立支援を促します。総社市では「障がい者千人雇用」事業の目標達成のため、市内だけでなく広域的な観点で事業を推進していく方針で、今回のように倉敷市など近隣自治体の企業や福祉施設などとも積極的に協力していきます。障がい者千人雇用事業ではこれまで、市役所で事務作業を行う臨時職員や、サツマイモ収穫のアルバイトとして、障がい者を雇用しています。総社市では平成27年度末までで、障がい者の千人以上の雇用を目指します。




