倉敷市内の60歳以上の人の作品を集めたシルバー作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。
シルバー作品展は、高齢者の生きがいづくりの場にしてもらおうと、毎年行われていて、今年で38回目です。毎回、テーマやジャンルは決めずに、手作りの作品を一人一点ずつ、自由に出品しています。今年は、絵画に写真、手芸などさまざまなジャンルから418点が展示されました。出品者の中で、最高齢の松村武義さん98歳は、絵を描いた色紙を展示しました。龍と観音を墨の濃淡で表現し、独特の雰囲気を作り出しています。そのほかにも、倉敷の祭りの様子や風景など、地元を題材にした作品が多く展示されました。どれも、丁寧な手仕事で完成させた秀作ばかりで、訪れた人の目を楽しませています。シルバー作品展は、今月10日(月)まで、倉敷市立美術館で開かれています。




