公民館や図書館、市民の交流スペースの機能を併せ持つ複合施設『児島市民交流センター』が、オープンしました。
児島市民交流センターのオープニングセレモニーには、およそ100人の市民が出席。倉敷市の伊東香織市長や施設の指定管理者である児島商工会議所とクラレテクノの代表者などがくす玉を割って、オープンを祝いました。児島市民交流センターは、図書館・ホール棟と貸館業務を主にした交流棟、それに芝生広場の3つの施設からなります。このうち、3階建ての図書館・ホール棟には、児島小川町から児島図書館が移転しました。移転前と比べて、利用スペースがおよそ3倍に広がり、貸し出す本の数も、およそ1・5倍の15万冊に増えています。3階には、およそ270人収容の通称ジーンズホールが、設けられています。このホールでは、オープンを記念して、地元の文化グループなどが、きょう(1日)から2日間、演劇などのステージ発表を披露しています。さらに、交流棟では、地元児島出身の画家斎藤真一さんの企画展や絵手紙愛好家らによる作品展なども開かれています。児島市民交流センターは、児島公民館や図書館の老朽化に伴い、倉敷市が総事業費およそ26億円をかけて、整備。既存の機能のほか、市民や市民グループの交流や連携を深める拠点施設としても期待されています。




