倉敷美観地区を訪れる高齢者や障がい者を気持ち良くもてなすための人材を育成するおもてなしマイスター制度の接遇研修が倉敷市役所で開かれました。
接遇研修に参加したのは倉敷駅周辺の宿泊施設や飲食店の従業員、倉敷美観地区周辺の住民など、およそ60人です。参加者は高齢者の疑似体験をしたほか、車椅子やアイマスクを使って、もてなす側ともてなされる側になり、快適に観光してもらうための工夫を学んでいました。倉敷市が取り組むおもてなしマイスター制度は倉敷美観地区を訪れる高齢者や障がい者を気持ち良くもてなす人材育成のため去年から始まりました。現在は196人がマイスターに認定されています。去年は受講対象を美観地区周辺の住民や従業員としていましたが、今年度は受講範囲を広げ、倉敷駅周辺の宿泊施設などからも受講可能としました。認定には今回の接遇研修に加え、2度の講義受講が必要で、今年度も144人が受講中です。おもてなしマイスター制度の講習は、今年度、講義をあと2回、接遇研修をあと1回予定していて、受講生は、マイスター認定を目指し、講していきます。




