倉敷市が、新たな市民の交流場として建設していた児島市民交流センターの工事が完了し、今日、落成式が行われました。
落成式には、地元関係者や市議会議員など１４０人が出席しました。倉敷市の伊東香織市長は「地域発展の中核として長く愛される施設にして欲しい」と挨拶。地元の小中学生たちと共にくす玉を割り、落成を祝いました。児島市民交流センターは、公民館や図書館の老朽化に伴い、公共施設を集積することで新たな賑わい創出を図ろうと建設されました。総事業費およそ２６億円をかけて整備した建物は、既存の瀬戸大橋架橋記念館を改修した交流棟と地上４階建てで新築した図書館・ホール棟からなります。特に国産ジーンズ発祥の地ということで名づけられたジーンズホールには、世界にも例を見ない高さ７ｍ、幅１３．２ｍのデニム生地の緞帳が採用され、今日の落成式でお披露目されました。緞帳は、児島の海の水平線をイメージしたデザインとなっています。児島市民交流センターは、来月１日午前９時からオープニングセレモニーが行われ、１日、２日の両日を中心に記念行事が開催されます。
