先週末、24、25日に行われた総社の秋の文化イベント「れとろーど」をご紹介します。
「れとろーど」は、昔懐かしい「レトロ」と通りを表す「ロード」を組み合わせた造語です。「れとろーど」は、2005年から総社の商店街で毎年秋の文化イベントとして行われています。2011年は「であいが希をつなぐ」をテーマにくりひろげられました。総社高校から文化筋通りまでの東西1キロにおよぶ総社の商店街には、空き店舗や民家を活用したギャラリー、カフェ、駄菓子屋など約70のブースが並びました。「れとろーど」の醍醐味は、予期せぬ街角ライブなど音楽パフォーマンスが楽しめること、水あめ、古本、綿菓子、ラムネといった懐かしいものを販売するお店が2日間限定で並ぶことです。三味線の音色が響きわたる通りには、今年も、竹細工の昆虫たちが並んだお店が開かれたほか速水流、裏千家などによるお茶席も設けられました。そして、ポータブルレコードプレイヤーから流れる歌謡曲をBGMに昭和の時代を感じさせる車やバイク、テレビなどが展示されました。今年の「れとろーど」のテーマは、「であいが希をつなぐ」でした。「れとろーど」を訪れた人々は、人と人との出会いは、もちろん様々な懐かしくて新しい文化にも出会えたようです。




