若手ガラス作家天田 悠さんの作品展が、倉敷市中央のクラフト&ギャラリー幹で開かれています。
群馬県出身の天田 悠さんは2009年に倉敷芸術科学大学のガラスコースを卒業。以来、倉敷市内でガラス作家として創作活動をしています。会場には、ウサギや小鳥など動物をモチーフにした作品およそ50点が並んでいます。天田さんの作風はガラスのもつ透明感をあえて出さないようにすること。ガラスに色をつけたり、表面の磨きを押さえる作風は動物たちの表情やしぐさと相まって、より柔らかで優しい印象を与えています。こちらの作品は「空へ」。2年前に亡くなった地元で仲がよかった少年を忘れな草の上で眠るウサギとして表現し、少年への追悼の気持ちを込めています。天田さんは、動物をモチーフにして自分の気持ちを表現していきたいと話します。ガラス作家天田悠さんの作品展は、25日(日)まで倉敷市中央のクラフト&ギャラリー幹で開かれています。




