また、倉敷市は、東日本大震災を受けて津波避難場所の見直しを行い、その検証結果を報告しました。
倉敷市では、5月20日から市内39ヵ所の避難場所を調査してきました。今回の見直しのポイントは、津波の最高潮位を現在の想定の2倍となる3.6mに設定したほか、津波の河川遡上の危険性などを検証しました。その結果、39ヵ所のうち帯江小学校や第三、第四福田小学校など7ヵ所の避難場所を見直し、今年3月に協定を結んだ大学施設などの代替施設を新たな避難場所に設定しています。また、一時的な待避場所として指定していた水島の環境交流スクエアについては、浸水想定区域内になることから指定から外すことになりました。倉敷市では、変更となった地域へは、防災組織などを通じて伝えているとのことですが、今後、住民へも広く広報していくことにしています。




