子どもたちが自然と触れ合いながら一日を過ごす体験学習が倉敷市本町の阿智神社で開かれました。
この体験学習は、阿智神社と昔遊びを指導するボランティアグループ「あちの杜楽舎」が去年から開いています。体験学習には倉敷市内から52人の小学生が参加しました。はじめに、自然史博物館の学芸員による昆虫教室が行われ、カブトムシなどを捕まえるにはリンゴの果汁などに酒を加えると効果的なことや、セミのオスとメスの見分け方などを教わりました。また、昆虫教室では、阿智神社周辺で捕まえたヒラタクワガタが紹介されじゃんけん大会の優勝者にプレゼントされました。続いて行われた竹細工教室では、けん玉づくりに挑戦しました。形を整えた竹に紐をつなぎ合わせて完成です。子どもたちはできたばかりのけん玉で早速遊び始めました。主催した阿智神社とあちの杜楽社は、この体験学習を通して阿智神社周辺が昔、子どもたちの遊び場として親しまれていたことを現代の子どもたちにも知ってもらいたいということです。




