倉敷市児島地区では、中学生が人工呼吸法や心臓マッサージなどを学ぶ普通救命講習会が開かれました。
児島地区の青少年を育てる会では、毎年夏休みに命の大切さを学んでもらおうと中学生を対象にした普通救命講習会を開いています。9回目の今年も中山体育館を会場に児島地区5つの中学校から358人の生徒が参加しました。普通救命指導には、児島消防署をはじめ倉敷市内の救急隊員32人が当たりました。生徒は、30のグループに分かれて、消防職員から急病の人が出た場合の対処方法から人工呼吸法や心臓マッサージの仕方、AEDの使い方までを教わりました。参加した生徒たちは、一人ひとり、ダミーを使って、意識の確認、気道の確保といった心肺蘇生法の手順にしたがって、心臓マッサージや人工呼吸に挑戦していました。また、心肺蘇生法を体験したあとは、二人一組で、AEDを使った救命処置法にも取り組みました。なお、参加した生徒には、普通救命講習の終了証が手渡されました。




