自分の思いが伝わる「いい写真とは何か」を考え、学んでもらおうと、高校生を対象にした写真のワークショップ「フォト・スタジアム」が倉敷市内で開かれました。
このワークショップは個人活動のイメージが強い写真をグループで楽しみ、多くの人に思いが伝わる写真とは何かについて学んでもらおうと毎年開かれています。今年は、中四国地方10の高校の写真部の生徒などおよそ30人が参加しました。講師をつとめた岡山県立大学デザイン学部准教授の北山 由紀雄さんなどからデジタルカメラの扱い方などの話を聞いたあと、さっそく美観地区に出かけ、倉敷川沿いの柳や白鳥など自分たちが気になった被写体にカメラを向け思い思いにシャッターを切っていました。2時間で100枚以上の写真を撮った高校生たちは3つのグループに分かれて撮影時の印象を発表するなど意見交換を行い、スタッフとして参加している県立大学の学生と一緒に撮影してきた写真について話し合いました。なお、今回のワークショップに参加した高校生の作品は、後日審査が行われ、グランプリに選ばれた2人の作品が10月28日からはじまる倉敷フォトミュラルの会場に飾られことになっています。




