7月31日からはじまった早朝の美観地区観光ガイド。
実は、倉敷の観光スタイルを通過型から滞在型へ変えていこうという狙いがあるのです。
まだ、誰も歩いていない早朝の美観地区。朝6時過ぎからの散策は倉敷観光コンベンションビューローがこの夏、新たに企画しました。1回目の7月31日は埼玉県や神奈川県からの観光客など20人がウェルカム観光ガイドの難波靖弘さんと国重文の井上家住宅や倉敷アイビースクエアなどを見て回りました。倉敷美観地区は年間で350万人が訪れる県内最大の観光地です。
倉敷市全体では600万人近い観光客が訪れる中、宿泊客はおよそ100万人。「通過型観光から滞在型へ」というのは倉敷にとって長年の課題になっています。観光コンベンションビューローではこれまでも夜間の観光ガイドや夜間景観照明などで宿泊客の呼び込みを図ってきたほか、天領寿司など食にも力を入れています。今回の早朝ガイドもなかなか好評だったようです。
美観地区の早朝ガイドは8月中の毎週日曜に朝6時20分から行われます。




