岡山県学校保健大会が4日、玉野市で開かれました。
この大会は、県内の幼稚園から高校までの保健教諭などが集まって、健康教育など協議し、学校保健の充実を目指そうと、岡山県学校保健会などが開いています。およそ800人が参加した中、「子どもたちに望ましい生活習慣」や、「学校生活でのうつ病の防止」についてなどの研究が発表されました。この日は永年、学校保健に功労のあった人たちへの表彰も行われました。倉敷市立倉敷東小学校の元学校医・龍治昇さんや、総社市立総社中学校の元学校歯科医・田邉昭さんなど12人の他、1団体、7小中学校へ表彰状と記念品が贈られました。県学校保健会によると、近年は都市化や少子高齢化などの社会の変化が影響し、県内でも子どもたちに生活習慣病の兆候や薬物乱用といった問題が、増加しているということです。また、最近ではアレルギー性鼻炎などを学校で発症する子どもが増えてきているということから、広島大学大学院の秀道広教授を講師にアレルギーへの対応についての講演を聴きました。参加者は、子どもたちが学校でアレルギーを発症した時の対処法などを熱心に学んでいました。




