工業用水への理解を深めてもらおうと倉敷市連島町の西之浦浄水場で、夏休み恒例のPRイベント「フェスタ・イン・工水」が開かれました。
岡山県企業局工業用水道事務所では、毎年、8月1日から7日までの「水の週間」行事の一環として県工業用水協議会と共催でこのイベントを行っています。工業用水は、産業活動や日常生活を支える重要な資源であることや水の大切さを知ってもらうのがねらいです。打ち水をしてひんやりと涼しくなった会場では、中四国最大800KWの太陽光発電システムのある浄水場内の見学会を盛り込んだクイズラリーが行われました。参加した子どもたちは、一日、25㍍プール千杯分の工業用水を63の工場へ給水していることなどを学びました。また、場内では、県立水島工業高校の協力でてんぷら油などのバイオ燃料で走るBDFカートと燃料電池自動車の試乗会が行われたほか、人力発電体験コーナーなどが子どもたちの人気を集めていました。そのほか、JA倉敷かさや女性部による焼きそば、焼き餅などの模擬店やストラック・アウト、輪投げ、スーパーボールすくいなどのゲームコーナーも設けられ、訪れた人たちは、楽しみながら水への関心や、環境への理解を深めていました。




