学生服のまち・児島で先月7月31日、同窓会を青春時代の制服を着て開くというユニークな企画がありました。
この同窓会に参加したのは、県立玉島高校の昭和48年度卒業生15人。同窓会ではジーンズや学生服の児島ならではのイベントが企画され、参加者は久しぶりに会った旧友との親睦を深めていました。ジーンズショップではリベットと呼ばれる鋲をデニム生地に打ち込み、オリジナルのストラップを作りました。児島学生服資料館では、参加者がおよそ40年ぶりに詰め襟とセーラー服を着て、あのころの懐かしい服の感触を楽しんでいました。同窓会を企画したのは倉敷を「記念日をすごす日本一の聖地」にと活動する倉敷市や商工会議所などでつくる「記念日をすごすまち倉敷」推進協議会です。旧友との関係が年々薄くなっていると感じ、参加を呼びかけた同窓生の一人、小山壯二さんにも、特別な思いがありました。同窓会に参加したメンバーは、ほんの短い間でしたが、青春時代に戻り、絆を深めたようです。「記念日をすごすまち倉敷」協議会は、10月に玉島の古い町並みを活かした結婚記念日イベントを予定しています。




