倉敷で硝子の制作活動を始めて13年目になる石川昌浩さんの作品展が開かれています。今回は、写真家との共同展という新しい試みに取り組んでいます。
硝子作品とともに、展示しているのは、石川さんの硝子をモノクロで捉えた写真です。硝子が放つ光と影のゆらめきを表現していて、シンプルな硝子の魅力を伝えています。東京で雑誌や書籍をメインに活動している写真家大沼ショージさんが手がけました。石川さんが東京で個展を開いた時、大沼さんと出会いました。大学で倉敷ガラスの小谷眞三さんに師事して以降、日常使いの器を作り続けてきた石川さんにとって、写真から学ぶことも大きかったようです。石川さんと言うと、ハチミツ色の硝子が特徴ですが、今回の作品展では、緑を使った硝子も多く並べました。硝子作家石川昌浩さんと写真家大沼ショージさんの共同展は、今月7日まで、倉敷市中央のギャラリーIkukoで開かれています。




