倉敷市は、明治17年に発生した大災害の記憶を今に伝える倉敷市広江の『千人塚』を市の重要文化財に指定しました。
指定書の交付式には、倉敷市の東塚、北畝、中畝、南畝、松江の5つの町内会の代表者などが出席。伊東香織市長から東塚町内会の吉田紀雄会長に重要文化財の指定書を渡しました。千人塚は、明治17年の台風による高潮で亡くなった546人のうち、身元不明の遺体256体を合同葬している場所です。供養碑や三十三観音石仏などが建立されていて、未曾有の被害をもたらした大災害の記憶を今に伝えています。今年発生した東日本大震災を受けて、さらに注目を集めています。




