倉敷地域の官民共同で、東日本大震災の復興支援の仕組みづくりを考える事業、「DONATION くらしき」の初会合が、倉敷市内で開かれました。
「DONATIONくらしき」は、これまで官・民ばらばらに行ってきた東日本大震災の復興支援活動から脱して、市民・行政・企業などの垣根をなくし、「協働」で活動を行うことを模索していきます。名称は、岡山弁と英語で寄付を意味するDONATIONをかけています。初会合には倉敷市や、地元の企業、NPOなど14団体からおよそ20人が参加しました。参加者がこれまで個別に行ってきた復興支援の事例紹介を行ったあと、それぞれの感想を述べました。「倉敷市の岩手県遠野市へのボランティアをバスで派遣する事業は継続すべきだ」など、今後の事業計画に繋がる意見も出ていました。また、コミュニティ・メディアの協力を得て、「防災ラジオドラマ」を企画していることも合わせて発表されました。この会議は来年2月までにあと3回開かれ、次回は10月に開かれる予定です。




