総社市の新本地区では伝統の義民祭が行われました。
総社市新本地区の義民祭は今年で94回目です。式典には総社市や地域の関係者など20人が出席しました。江戸時代、新本地区では新本を治めていた岡田藩から山を取り上げられ苦しい生活を強いられました。そこで4人の村人が江戸に住む岡田藩主の伊東長救に直訴し命と引き換えに山を村へ取り戻しました。その後、4人を義民として称え今も供養祭として義民祭が行われています。義民祭ではこうした歴史を受け継ぐため地元、新本小学校の児童が創作オペレッタを上演しています。今年も6年生を中心に一生懸命に歴史を演じていました。新本小学校の校庭では義民踊りが行われ4人の義民を弔いました。今年はこれまで踊られていなかった昔の踊り「義民第一音頭第二踊り」も輪になって踊りました。義民祭を開いた義民奉賛会では6年後に迫った300年祭に向けこれまで途絶えていた踊りや歌など歴史を掘り下げていきます。
なお、「義民祭」の模様は、今週末の23日午前9時半の初回放送から特集でお送りします。
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