東日本大震災の津波で被災した写真やアルバムを洗浄するボランティア活動が倉敷市で行われました。
この活動は、倉敷市社会福祉協議会倉敷ボランティアセンターが企画しました。写真やアルバムは、倉敷市からボランティアを派遣している岩手県遠野市のボランティア組織「遠野まごころネット」を通じて預かっています。作業は、泥だらけとなったアルバムを水につけて、筆や刷毛で汚れを落としていきます。被災から4ヵ月が経っていることもあってページがくっついてしまったりバクテリアにより腐食されているそうです。作業にあたったボランティアは被災者の思い出が破れないよう一枚一枚丁寧に作業していました。よみがえった写真やアルバムは、倉敷市と遠野市を結ぶボランティアの送迎バスで現地に運びます。社会福祉協議会では、今後も被災地から写真が届くたびに作業を続けていくということです。




