山陽本線開業120周年を記念したパネル写真展が、きょうからJR倉敷駅で始まりました。
パネル写真展は、明治24年に岡山県の三石と広島県の尾道までの鉄道が順次開通し、今年で山陽本線が開業して120周年となったことを記念して開かれました。展示されているのは、倉敷市や個人が所有していた14点で、昭和30年代を中心に倉敷駅開業当時から現在までの変遷を見ることができます。木造駅舎だった初代の倉敷駅です。当時の写真は大変貴重で、企画したJR西日本も探し出すのに苦労したということです。駅舎だけではなく、駅前商店街や倉敷美観地区など駅周辺の写真もあわせて展示されており、ネオンが煌々と輝き、行きかう人々で活気づく駅前商店街の様子などが記録されています。その他、山陽本線の開業を知らせる新聞広告に加え、岡山・倉敷間の当時の乗車料金が10銭=現在の1000円ほどだったことや、伯備線には別のルートも考えられていたことなど、開業当時の様子も記載されています。このパネル写真展は、来月(8月)15日(日)までJR倉敷駅の改札前広場で行われています。




