倉敷市の中心市街地を活性化する取り組みの一つ、倉敷物語館周辺の再生整備が、きょう(14日)始まりました。
この事業は、倉敷市や商工会議所が出資する「まちづくり会社」が総工費1億5000万円をかけて倉敷物語館に隣接する「旧林薬品」の空き店舗を改修整備するものです。起工式には、まちづくり会社や土地と建物を提供する旧林薬品の関係者など17人が出席して工事期間中の安全を祈願しました。
今回整備するのは、旧林薬品の空き店舗、敷地面積およそ1,192平方メートルです。計画では、木造3階建ての本館をはじめ昭和初期から大正期に建てられた3棟の木造施設を改修し、建物の間には、樹木を植え、親水施設も整備します。本館2階には、「デザイン」と「ものづくり」をキーワードに家具や器、照明などを世界各地から集めたショップの出店が決まっていてカフェも併設されます。そのほか、10月を目処に出店テナントと交渉中で生活雑貨やジーンズメーカーなど10店前後が出店を計画しています。
年明けには、テナントの内装工事が始まる予定で、来年3月末までのオープンを目指しています。




