玉野市では26日、第19回農業探検隊が行われ、市民がナスの収穫を体験しました。
この催しは地元の特産品を、市民により親しんでもらおうと、玉野市新農業経営者クラブが、 開いているものです。この日は玉野市民、およそ20人が参加しました。ナスの選果場を見学した後、実際にナス栽培農家のビニールハウスに入り、剪定バサミを使って、収穫を体験しました。収穫したこの地区特産の千両ナスは、一般的な長ナスよりも長さは10cm前後と小ぶりですが、形が丸みを帯び、整っていることから、主に関西や関東の料亭などに出荷されています。今年は1kg・300円程度の相場となっているそうです。この地区では現在、およそ130軒の農家が、30ha程の畑で千両ナスを栽培しています。参加者は、気温40度を超える、ビニールハウス内の暑さにも負けず、袋いっぱいにナスを収穫していました。農業探検隊は冬にも開かれる予定で、次回はバラや洋ランの栽培農家を訪れる予定です。




