先月、91歳で亡くなった大原美術館の元館長藤田慎一郎さんを偲ぶ会が倉敷市内で開かれました。
この会は 生前の藤田さんと親交が深かった人たちを招いて思い出を語り合ってもらおうと、大原美術館 が開きました。出席した130人を前に、大原謙一郎理事長はこう挨拶しました。藤田慎一郎さんは1920年生まれで、大原家と縁戚だったことなどから大原美術館に勤務、1964年からは2代目の館長に就任、34年間 任務をこなしました。大原総一郎の右腕として「美術館は時代と共に生きていかなくてはならい」と唱え、国内外の現代美術の収集に力を入れ、大原美術館の発展に尽くしました。気さくな人柄でよく知られ、多くの人に親しまれていました。




