総社市は、大規模な災害が発生した際に救助犬やセラピードッグの出動要請ができる災害協定を日本レスキュー協会と結びました。
総社市保健センターで行われた協定調印式には、NPО法人日本レスキュー協会の伊藤裕成理事長はじめ、片岡聡一市長、萱原潤市議会議長が出席し、協定書に署名捺印しました。災害協定は、地震や土砂災害などの大規模な災害が発生し、行方不明者などの早期発見が必要となった場合と、災害が長期化し、被災した住民の心のケアが必要となった場合に総社市からの要請に応じて、日本レスキュー協会が災害救助犬やセラピードッグを出動させるものです。特に、セラピードッグは、ケガや病気などで受けた精神的痛手や不安を減らし、心と体を癒やす働きをする犬のことです。東日本大震災でも避難所や仮設住宅などへの慰問活動をしています。総社市は、今回の協定では、大規模災害時の災害救助犬だけでなく、セラピードッグの出動要請を盛り込んでいます。なお、県内の日本レスキュー協会との災害協定は、瀬戸内市、岡山市に次いで3番目ですが、セラピードッグの出動要請を盛り込んでいるのは、県内では、総社市が初めてとなります。




