くらしき朝市三斎市に東日本大震災復興支援ブースが登場し、被災地の水産工場の缶詰などが販売されました。
被災地の支援ブースはうどん店「ふるいち」を経営する古市了一さんを代表とする「チーム絆・倉敷」が中心になって企画しました。テントには古市さんが被災地の岩手・宮城で仕入れた特産品など1500点が並びました。
中でも、注目を集めたのは「希望の缶詰」と呼ばれる金華サバの缶詰です。
石巻市の木の屋石巻水産は缶詰工場が津波被害を受け、およそ100万個の缶詰が波にさらわれました。その後、従業員が一つずつ手作業で泥の中から掘り出し、洗った缶詰250個が3個1000円で販売されました。会場には次々と買い物客が訪れまとめ買いする人もみられ、販売開始からわずか1時間で完売しました。朝市での被災地支援ブースは今後も毎月登場し東北地方の特産品が販売されます。また、朝市会場では県立水島工業高校の生徒が石巻工業高校を支援するための募金を呼びかけていました。




