中学校野球の県大会出場を目指し、きょうから倉敷・総社・早島の中学校を対象にした備南東地区予選が始まりました。KCTでも2回戦から収録・放送するこの大会、初日のきょうは第1シードの児島中学校を除く30校が、市内4球場で熱戦を繰り広げました。
このうち倉敷市児島の中山公園野球場の第3試合では去年秋の県大会を制した総社東と去年の全国大会でベスト8に進出した多津美が激突する1回戦屈指の好カードとなりました。まずチャンスを迎えたのは多津美。この回先頭の4番・矢野が左中間へ大きな飛球を放ちます。つづく5番・井川の進塁打の間に矢野は3塁へ。1死3塁と先制のチャンスを迎えます。しかし、ここは総社東のエース・小野が踏ん張り、試合はこのまま投手戦となります。多津美の先発・田中が5回までノーヒットに抑えると、一方の総社東・小野は三振の山を築きます。試合は結局、延長9回を終わって0対0と特別延長に突入し、3対0で総社東が勝利しました。
さて、あすは2回戦8試合が倉敷運動公園野球場と中山公園野球場で行われます。県大会に出場できるのは備南東地区から7チームですので、あすの2回戦を突破して準々決勝進出が県大会出場の最低条件となります。
なお、KCTでは2回戦以降、全18試合をKCT333chで放送します。




