20日からの薬物乱用防止の合言葉「ダメ。ゼッタイ。」普及運動を前に、
ヤング街頭キャンペーンがJR倉敷駅などで行われました。
街頭啓発活動は備中保健所管内の薬剤師会や警察などでつくる薬物乱用防止指導員協議会が毎年実施しています。きょう(16日)は倉敷駅と児島駅・総社駅でも行われ、このうち倉敷駅には関係者44人が集まりました。
特に若者への呼びかけを強化する狙いで倉敷翠松高校の生徒20人が参加し通勤、通学の人々に啓発チラシを入れたティッシュペーパーを手渡しました。青少年がからむ薬物事件は増加傾向にあり、県内でも21年度は147人が摘発されています。特に大学生がからむ大麻やMDMAの乱用が増えているということです。「薬物乱用」とは薬物を不正に使用することを指し、1回の使用でも乱用といいます。若者の間では覚せい剤をスピード、MDMAをエクスタシーなどと呼び、ファッション感覚で薬物を使用しているケースも目立つということです。備中保健所などでは取り返しのつかないことになる前に早めの相談を呼びかけています。
相談は匿名でできるということです。




