倉敷で生まれた歌と法話の共演「うたかたり」という新しい形のイベントが、全国でも注目を集めています。先日の夜、発祥の地・倉敷で久しぶりにライブが行われました。
「うたかたり」は、4年前、フォーク歌手の小林啓子さんと倉敷市中島にある真言宗のお寺、高蔵寺の天野こうゆう住職との出会いから生まれました。1970年前後の日本のフォークソング・ブームの先駆けとなった小林啓子さんの歌と、仏教を分かりやすく説く天野こうゆう住職の法話が、同じ空間で、お互いを呼び合い、やがて共鳴していくという歌と法話がコラボレーションする新しいカタチが「うたかたり」です。口コミなどで評判が広がり、全国から公演の依頼が入るまでになりました。
30人ほどで埋まった客席も、透き通った美しい歌声と心に染みる法話に安らぎのひと時を過ごしていました。歌と法話のコラボ「うたかたり」は、これからも全国の著名なお寺やライブハウスで開かれる予定です。




